あの子たちの肉球がキーホルダーになりました。

ご近所さんだったあの子たちが揃ってにこにこお散歩に出かける姿、可愛らしかったなぁ。
うちの猫の迷子事件ではママさんが気にかけて声を掛けてくださったり。
それから数年が経ち、二葉ちゃんを桜咲く空に見送り、そしてミントちゃんを見送る日が来てしまいました。

幼かった女の子たちがすっかりお姉さんらしくなり、お花の色、残すものもみんなで決め、持たせてあげるものの準備もみんなで進めました。

お弁当にはミントちゃんの好物、食べたことがないチョコレートも、二葉ちゃんの好物も詰めました。
お手紙と、みんなの髪の毛を少しずつ。

「ママが落とした秋刀魚をぱくっとしたよね。」
食いしん坊じゃなかったけどそんなこともあったよね。

いつも誰かに触れていたい、甘えん坊の二葉ちゃんと
さっぱりしたところのあるミントちゃん。
全く性格の違うふたり、どちらも可愛かったね。

ふわふわプニプニの肉球はスタンプをとって、後日キーホルダーを作りました。
並んでしまってなんとも言えない寂しさが込み上げるけれど…
ふたりからもらった幸せな想い出がしっかり残っています。

「ずっと大好き。またいつか逢おうね。」




　　　　　　

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