家族や友人、同僚たちからも心配されるほど哀しみが深く日常生活に支障をきたす落ち込み方でした。
姉や友人からは時々安否確認の電話がかかってきました。

ぷうのいない部屋で過ごすのは辛く、お花とぷうの好物を毎日取り替え、お線香をきらさないように祭壇前に座り込み泣いてばかりの日々でした。

お風呂で大声をあげ泣いたり、眠れなくなったり、笑えなくなったりしました。
飛んでいる虫に「ぷうなの？」と話しかけたり「最初からぷうはいなかったのではないか。」全部幻だったのではと現実逃避をしたり…。
深い闇から抜け出せない…そんな日々でした。

ぷうの旅立ちから4ヶ月後、新しい家族を迎えました。捨てられていた仔猫を保護し経過報告するSNSの記事。

「もう二度とこんな悲しい思いはしたくない。もう迎えない。」
そう思っていた私でしたが、ちいさな仔猫が懸命に生きる様子に、ハッとしました。その子の里親に立候補し、またその子が淋しくないようにもう1匹迎えることになりました。

それから1年4ヶ月後
ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう
を立ち上げました。